苦慮事例1他業務と兼任で感染管理を担当する際の効率的な方法について

病棟業務と兼任で院内感染対策の担当をしています。院内感染対策の重要性はわかっているのですが、どうしても時間的に余裕がなく十分な対策ができません。病棟業務を行いながら、院内感染対策を効率的・効果的に行うには、どうしたら良いでしょうか。

アドバイス

病棟業務等と兼任で時間的余裕がないという担当者の方は、特に中小規模の病院に共通して見られる問題かと思います。

時間のない中で効果的な院内感染対策を行うといった点については、まず日々の業務において標準予防策や接触予防策をしっかり行っていくということに着眼して取り組まれてはいかがでしょうか。標準予防策が徹底されるだけでも、院内感染対策としては十分な効果が期待できます。無理をして多くのことに取り組むよりは、まず基本を徹底するということに重点を置いた院内感染対策を行ってみると良いと思います。

また、専門的なことを調べる場合は、院内の他職種の方と連携を図った上で組織として対応をすることが重要ですし、外部のサービスとして、日本感染症学会の施設内感染対策相談窓口(FAXで質問し回答をもらう事業)などを利用したり、地域ネットワークのつながり(地域の他病院担当者との相互協力体制)を活用するという方法も良いかと思います。

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