苦慮事例4研修参加率の向上について

院内感染対策担当者として、毎年2回の研修を企画していますが、研修に参加する人は毎回決まっていて、なかなか受講率も上がりません。どのような工夫をすれば、多くのスタッフが参加してくれるのでしょうか。

アドバイス

研修を行っても、特に中小規模の病院等では、参加するのはいつも決まったメンバーだけというのは良く聞く話ですが、各病院によって、いろいろな工夫がされています。実際に行って効果があったという取り組みについて、その一部を紹介したいと思いますので、自院でもできそうなことがあったら、取り組んでみてください。

  1. スタッフから研修の希望日時についてアンケートを取り、希望の多かった日時の順に複数回にわたって研修を開催する。
  2. 手洗いの効果が目で見える機器(手洗い教育用ツール)を利用して、実習形式の研修を行う。(保健所や業者によっては機器をレンタルしてくれる所があるそうです。)
  3. お昼休みの時間を利用したランチョン・ミーティング形式の研修を行う。
  4. 研修開催のポスターに「何のために研修を行うのか」ということ(研修目的)を、わかりやすく記載してアピールする。
  5. 病院内で話題になったことや、社会的なトピックスをテーマに選ぶ。難しいテーマより、実際に現場のスタッフが困っていること(現場のニーズ)をテーマにする。
  6. 地域の中核病院のICN(感染管理認定看護師)等に講義を依頼する。
  7. 研修の参加率を部署別に集計し、各部署の所属長が集まる会議の場などにおいて結果を提示する。
  8. 欠席者には、後日DVD視聴とレポート提出を義務付ける。(レポートを出すのが嫌で出席が増える。)
  9. 恒常的に欠席しているスタッフへは、院長や所属長に対して業務の調整を依頼(相談)する。

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