呼吸器のアラームが鳴った場合、その原因を呼吸器にだけ求めることに間違いがあるようです。患者の状態と呼吸器の設定が合っていなければ当然アラームは鳴ります。
この概要から見ると、患者さんの病態にあった人工呼吸器の設定になっていたとは思えません。再挿管後担当した医師が誰かに指導を受けながら設定したか等は不明ですが、看護師も再挿管されたことを医療チームの一員として評価する体制作りをする必要があるのではないでしょうか。
また機械、患者の両面からアラームの原因を究明する用意をしておくことです。機械のトラブル対応マニュアルの整備、それでは対処できないときには医師の診察を受け、患者の状態を確認し、設定されている指示が患者にとって適切であるかを確認してもらう必要があります。
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