東京都医師会及び東京都病院協会では、東京都からの委託を受けて、都内病院における院内感染対策を支援するため、以下の事業を実施しています。
機能別研修会(療養(中小)年1回、精神年1回)
療養病床や精神病床を有する病院に、それぞれの事情を踏まえた講義及びグループワークを実施し、院内感染対策に係る知識や技術の習得を図るための研修会です。
また、各機能特有の悩みを共有し、地域を超えたネットワーク構築のきっかけとしていただくことも目的としています。
全体講習会(年1回)
病院管理者をはじめとする院内感染対策担当者等に対し、院内感染対策に関する旬なトピックの周知など、院内感染対策に関する院内感染対策に関する普及・啓発を行うために実施しています。
病院訪問支援・病院見学(都内全域にて実施)
病院訪問支援
希望のあった病院に対し、感染管理認定看護師(ICN)等の専門家(主に指導員)が訪問を行い、院内感染対策の強化についての助言等のコンサルテーションを行っています。
病院訪問見学
感染防止対策加算を算定している地域の拠点となりえる病院に対し、他の病院に院内見学をしてもらうことで、感染対策に関する情報の共有及び病院間の連携の深化の一助としています。
ネットワーク連絡会
各地域ネットワークの中核を担う感染管理認定看護師(ICN)等が一堂に会する場所を設けるなど、取組事例を共有することにより、都全域の院内感染対策のレベルアップを目指すとともに、地域ネットワークを超えて、相談・共有しあえるような関係づくりを促すことを目的としています。
指導員連絡会
各二次医療圏域の病院に勤務する感染管理認定看護師(ICN)から指導員を選任し、各年度の実施事業に対する意見交換及び今後の課題を検討しています。